知的財産権の保護

知的財産権の保護

世界貿易機関に加盟している台湾のアメリカへの特許出願件数は、長期にわたって世界有数のものでした。サイノファーム台湾では、シンガポールの子会社を通じてすでに相当数のPCT条約に基づく特許出願を行っております。その出願のうち、すでに特許権を取得したものも少なくありません。このような弊社が取り組む知的財産権の保護に対する施策により、すでに多くの主要製薬会社との良好な関係構築に成功してまいりました。

サイノファーム台湾では知的財産権に関する厳しい国際基準を遵守し、自社とお客様の知的財産権の保護を徹底しております。各設備にはセーフティシステムが備えられております。例えば、カードキー、電子機器によるモニタリング、実験ノートのファイリングとナンバリング、24時間体制のモニタリング設備、工場周辺の監視カメラシステム及びモーション感知のセキュリティシステムなどです。このようなハード面のほか、弊社では定期的に社員へ知的財産権に関するトレーニングを実施しております。

弊社の今があるのは、自社の能力をうまく活用し、開発した技術等の特許を取得して営業秘密を保護、また、必要があれば他者と提携して技術移転を受けるなどし、ビジネスの過程で他者の知的財産権を侵害しなかった事に一因があります。特許取得により保護ができる可能性のある技術については、特許出願を行う、これはサイノファーム台湾の戦略の一つです。弊社では特許の保護が弊社の最大の利益であると考えており、開発した製品や製造プロセスに対して特許保護が獲得できるよう、積極的に取り組んでおります。

また、サイノファーム台湾では、受託研究のサービスも提供しております。お客様が出資して弊社に委託し研究開発された技術について、通常その所有権は部分的或いは全面的にお客様側に属するものとしております。